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耳かけショート⑦【やり過ぎない!お洒落スタイリング】

『TOMOTOMO vol.10』に掲載の耳かけショートプロトタイプのスタイリングです。スタイリング剤だけでももちろんOKですが、アイロンで動きをつけてあげれば、ドライカットでつくった質感をより活かしやすくできますよ。今どきのナチュラルな雰囲気には、“やり過ぎない”ことがポイントです!
テクニック / 柳原弘樹 [AFLOAT D’L]

 

 

メインは毛先内巻き

色んな巻き方をミックスしていくというよりは、シンプルな巻きで、カットでつくったカタチを活かします。

メインで使うテクニックは、毛先内巻き

頭皮の丸みに沿って引き上げればベースカットの段や、ドライカットのすき間によって、ナチュラルな動きに。

 

 

もみあげや耳まわりは
内巻きで耳にかけやすくする

サイドのポイントは、耳まわりの一線を分け取ること。
毛先を軽く内巻きにしておくと、耳に沿ってかけやすくなります。

上のセクションは、ベースカットでグラデーションをつけているので、頭の丸みに沿って巻くことで自然に立体感がつきます。

 

 

表面にリバースの
ニュアンスをプラス

ハチ上の表面に軽く毛流れをつけます。
平巻きから、アイロンを立ててリバース方向に向かって髪を抜いていきます。
やわらかくニュアンスをつけて、ヌケ感をプラス。

 

 

テクスチャーを整えてFINISH

仕上げに、スタイリング剤でつけたら完成です。
ウエット感のあるバームにファイバーワックスを混ぜて、セット力を足してあげるのがオススメ。
全体にまんべんなくつけてあげれば、ドライカットでつくった隙間が活きてきます。

 

 

これでプロトタイプの全工程が終了です。次からはいよいよ、モデルさんへのカスタマイズをご紹介! お楽しみに!

 

▼プロトタイプをベースにしたスタイルバリエーションは…
耳かけショート①【バリエーションをつくるには?】

▼セクション分けの考え方は…
耳かけショート②【スタイルをセクションに分けてみる】

▼フロントの切り方は…
耳かけショート③【ベーシックスタイルを切ってみる 前編】

▼バックの切り方は…
耳かけショート④【ベーシックスタイルを切ってみる 後編】

▼ドライカット・バック側は…
耳かけショート⑤【ヘアをやわらかくするドライカット 前編】

▼ドライカット・フロント側は…
耳かけショート⑥【ヘアをやわらかくするドラカット 後編】

 


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