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共感力があるから女性美容師は強いの?

今週、「売れっ子女性美容師から今を学ぶ」というセミナーに参加させていただきました。

ガモウさんとアリミノさんダブル主催のセミナーでした。

しばらく前から言われていますよね。

いま元気なのは女性美容師。

何が強いって、お客さまへの共感力が優れている。

お客さまは自分をわかってくれる美容師につく……

 

共感力って女性だけの

ものなんだろうか

セミナーの様子。第1部はデモスト、第2部はトークセッション。

 

じゃあ、共感力の足りない男性美容師はどうすればいいのか?

セミナーのトークセッションでも、そんな話になりました。

これからお客様をつけていきたいけど、女性の気持ちがわからない。どうしたらいい?

パネリストのひとり、ABBEYの久保梨沙さんが

「一度ロングヘアのカツラつけて寝てみるとわかるかもしれない」と発言して、会場は笑いに包まれました。

 

人を理解するのが難しいのは

みんな同じかも

 

でも、冗談抜きでそれくらいしないとわからないかもなあ、とも思いました。

だって自分と違う生活をしている他人のことなんて、そうそうわかるものではありません。

これは男性・女性関係ないですよね。

女性美容師さんだって

「年の離れたお客さまの接客はなんだか苦手。

何が好きなのか、どうしたら喜んでもらえるのかわからない」と

悩んでいますから。

 

共感力が足りなければ

想像力で!

 

そう考えると、共感力が使えるのって意外と狭い範囲ですよね。

自分と年恰好の近い同性のお客さまくらい。

じゃあそれ以外はどうするか?

 

想像力を使うしかないんじゃないかな? と思います。

ロングのカツラをつけて寝なくてもいいから(寝てもいいけど)、

お客さまの身になってヘアスタイルを考えてみる。

お客さまの生活の中での髪を想像してみる。

お客さまの周りにいる人々(同僚・家族・友人etc.)のことを想像してみる。

そうしたら何か提案のヒントも見つかるんじゃないでしょうか。

そういえば、セミナーでの久保さんのコメントに、もうひとつ印象的なものがありました。

「お客様のことは恋人だと思え、とABBEYでは教えられるんですよ」

なるほど、恋人ならその人のことを一生懸命考えます。ごく自然に。

そしていろんなことに気づくはず。

想像力=相手のことを思う力

と置き換えてみてもいいのかもしれません。

 

 

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