lora.garden Momoさんの
「今日は、どんな感じに?」
意外と悩みがちなのが、最初の一言。
Momoさんの場合は、「どんな感じにしましょうか?」という投げかけからスタートすることが多いそうです。
「カット(カラー)どうしますか?」じゃなく、あえて広い質問をして今日何をしたくてサロンに来たのかという目的をハッキリさせています。
nex the salon coall 村田勝利さんの
「こうなりたくない、ってありますか?」
「おまかせ」だったり、要望がアレコレまとまっていないときに有効なこの一言。
お客様のこれはイヤだを明確にすることで、満足感につながるストライクゾーンの範囲を知ることができます。
NORA Journey 阿形聡美さんの
「やってみたい、と思ったキッカケは?」
髪型を変えるかどうか、迷っているときに効果的なフレーズです。
キッカケを知ることで、今の気分や好みにくわえて、どれくらい変化を望んでいるのかお客様のテンションを把握することができます。
ADITION 大石啓慈さんの
「色落ちしたときの明るさは問題ない?」
ブリーチを使うなど、現状より明るいカラーをするときに確認したい一言です。
施術当日は色味が乗っているからOKだったけど、褪色したら明るすぎて仕事的にNG…といったことにならないように、私生活面へのフィット感を高めます。
FILMS 小俣恭平さんの
「●●すると伸びたときに■■になる」
気になっている悩みなどがあるときに、提案に説得力を持たせることができる言い回しです。
自分で乾かすとき、朝起きてスタイリングするときなど、具体的な未来を示すことで納得感も高まります。
ABBEY 久保梨沙さんの
「今後どうしていきたいですか?」
「何か変えたい」や「飽きちゃって…」といった、具体的なオーダーがないときに有効なフレーズです。
今後のことを一緒に考えていくことで、今日何をしたらいいのか?や変えたい度合いの把握へと広げることができます。
Of HAIR 石井和輝さんの
「今日、朝ごはん食べました?」
一見すると世間話のような一言ですが、毎朝の過ごし方をイメージすることができます。身支度にどれくらい時間をかけているのかを把握して、ヘアセットや仕事中の髪型など、ライフスタイルに合わせた髪型提案に結び付けることができます。
お客様は生身の人だから性格も色々だし、どんな言葉が響くのかも分かりません。それに加えて、(特に新規の場合は)緊張していたりもするから、会話の迷路に入り込んでしまうのも無理はありません。
だからこそ、フレーズや質問のバリエーションをストックして使い分けることが効果的だったりもします。カウンセリングも技術の一つと捉えて、トライ&ラーニングを繰り返せば必ず上達するはずですよ!
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