make-up/Mari Kobayashi
今回紹介するカラーはきれいな淡いピンクです。
でも実は顔まわりを塗分けした、攻めてるデザイン。
ブリーチ→オンカラーの
2工程で作ります
制作は前回に続き野村亮介さん。
ダンサーをしているというモデルさんから、仕事の近況など聞きつつ、デザインを決めていきます。
きれいな色を出すために、ブリーチはこのレベルまで。
根元が伸びてプリン状態になっていた髪ですが、ペーパーブリーチのテクニックを使って、一回でここまでもっていったそうです。
少しイエローみを感じるピンクを作る
オンカラー。フロントをのぞき、塩基性カラーを塗布します。似合わせを考えて、ややイエローに寄ったピンク……サーモンピンクにしていきます。
フューシャピンクに少しイエローを混ぜて、サーモンピンクに。
フロントは淡いベージュを
残しておいたフロントには、薄いベージュを塗布します。
サーモンピンクもこのベージュも、少しイエローを感じさせる色という共通点が。
こんな風に塗り分けて放置タイムをとります。
仕上がりました。
淡くきれいな色の取り合わせですが、どこかクールで強さもある印象ですね。
サイドを耳かけした時と下ろした時で印象が変わります。気分で両方楽しめちゃいますよ、というのもお客様へ提案したいポイントですね。
このスタイルを作った人
野村亮介
ル・トーア東亜美容専門学校卒業後、都内のサロンに勤務。日本とは異なるヘアカラーの色彩に魅かれ、2016年よりロサンゼルスに渡って技術とデザイン力を深める。現在フリーランス。帰国中は新宿のシェアサロンでお客様を迎えている。
「ヘアカラー通信」で紹介したスタイルを含む
デザインカラー24点を解説
TOMOTOMO VOL.13
色の配置と組み合わせのアイデア・カタログ
図でわかるデザインカラー
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