Color  

TOMOTOMOヘアカラー通信3 「ピンクはかわいいだけじゃない」

 

make-up/Mari Kobayashi

今回紹介するカラーはきれいな淡いピンクです。

でも実は顔まわりを塗分けした、攻めてるデザイン。

 

ブリーチ→オンカラーの

2工程で作ります

 

制作は前回に続き野村亮介さん。

ダンサーをしているというモデルさんから、仕事の近況など聞きつつ、デザインを決めていきます。

 

きれいな色を出すために、ブリーチはこのレベルまで。

根元が伸びてプリン状態になっていた髪ですが、ペーパーブリーチのテクニックを使って、一回でここまでもっていったそうです。

 

少しイエローみを感じるピンクを作る

 

オンカラー。フロントをのぞき、塩基性カラーを塗布します。似合わせを考えて、ややイエローに寄ったピンク……サーモンピンクにしていきます。

 

フューシャピンクに少しイエローを混ぜて、サーモンピンクに。

 

 

フロントは淡いベージュを

 

残しておいたフロントには、薄いベージュを塗布します。

サーモンピンクもこのベージュも、少しイエローを感じさせる色という共通点が。

 

こんな風に塗り分けて放置タイムをとります。

 

仕上がりました。

淡くきれいな色の取り合わせですが、どこかクールで強さもある印象ですね。

サイドを耳かけした時と下ろした時で印象が変わります。気分で両方楽しめちゃいますよ、というのもお客様へ提案したいポイントですね。

 

 

 

 

 

 

このスタイルを作った人

野村亮介

ル・トーア東亜美容専門学校卒業後、都内のサロンに勤務。日本とは異なるヘアカラーの色彩に魅かれ、2016年よりロサンゼルスに渡って技術とデザイン力を深める。現在フリーランス。帰国中は新宿のシェアサロンでお客様を迎えている。

 


「ヘアカラー通信」で紹介したスタイルを含む
デザインカラー24点を解説

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