全体に細かくウィ―ビングを入れたデザインは素敵だけど、時短が求められることも多いのがサロンワーク。できるだけ手数をかけずにホイルワークしたい! と思ってる方に、Wille志賀尚之さんからヒントいただいちゃいます。
あれ? 意外と
ウィービングは少ないんですね
「ダブルカラーの色の取り合わせがキレイ」と評価の高い志賀さん。
TOMOTOMO VOL.7では、こんなデザインを作ってくれました。
グレージュのベースに、イエローを組み合わせています。
イエローの見え方が凝ってますよね。さぞ時間のかかる複雑なホイルワークをしてるのかと思いきや。
こんな感じでした。
意外とシンプル。
図解にしてみました。
ウィービングをしているホイルはこの図でいうと1枚だけで、あとはスライシングとベタ塗りなんです。
…思いのほかお手軽なテクで作れるんですね。
入れる場所を工夫すれば
手数は減らせる!
前髪はベタ塗り。
志賀さんいわく、ホイルワークは
「場所を見極めて入れれば、少ない手数で最大限の効果を出せる」のだそう。
では、場所を見極めるために何が必要なのでしょう?
それは色が見えやすい場所と見えにくい場所を知っておくこと。
スライシングしてベタ塗り。
わかりやすい例でいうと、ボブは表面近くの色は見えやすいけど内側に入れた色は見えにくい。レイヤースタイルは内側の色も見えやすい。髪が動くとさらに。
それから、頭の骨格の理解も大事。頭のハチの上と下では、髪の動き方が違うからです。上は動きの範囲が広い。下は動く範囲が狭い。当然動きの範囲が広い部分の方が、色が目立ちます。
他にも影響する要素はありますが、このあたりを理解しておけば、ホイルの数も減らせるしウィ―ビングをスライシングに置き換えることもできるんです。
ようやくウィ―ビング。
かと思ったら、再びスライシングしてベタ塗り。
もっと詳しく知りたい人は
TOMOTOMO BASIC SERIES VOL.7
「ハイトーンカラーを1から学べる ブリーチ・ハイライト入門」でどうぞ。
購入はお取引ディーラー様もしくは コチラ から。
志賀さんのインナーカラーの作り方、こちらでも見れます。