Cut  

「軽くしたい」のホンネって?

美:「今日、どうします?」
客:「軽くしたいんですよねぇ」

というカウンセリングの会話、よくありますよね。お客様の言葉には、本当に軽くしたいという気持ちもあるのでしょうが、実は別のメッセージが隠されているかも??

 

 

「軽さ」も色々


一口に「軽さ」と言っても色んな軽さがあります。90年代後半から2000年代前半には(写真は昔のTOMOTOMO。こういうヘアスタイルを見ると自分の高校時代を思い出します)、レイヤーカットでベースカットから軽さをしっかりつくって、毛先を細く削いだヘアスタイルが流行していました。グラデーションカットと組み合わせてくびれさせたり、レイヤーオンリーで縦長にしたり、「シルエットからして軽い」印象のデザインです。

 

 

“見ためは重いけど
実は軽い” へ

HAIR / YOSHINORI UEKI [nanuk], MAKE-UP / YUNO TAKEMURA [nanuk]

2000年代後半からはそれまでのブームに反して、ワンレンボブに象徴されるような、重めスタイルが流行りましたよね。ファッションアイコン的な女性アーティストを真似て、マッシュルームにする子たちも多数いました。

そんな流れを経て(あるいは踏襲して)、“見ためには重さがあるけれど実は結構軽い”という、軽いスタイルと重いスタイルのハイブリッドみたいなスタイルにアップデートされているのが今です。

 

 

今の軽さには
やわらかく見える”がマスト

HAIR / YOSHINORI UEKI [nanuk], MAKE-UP / YUNO TAKEMURA [nanuk]

「外国人風」。この言葉は今のヘアスタイルを表すキーワードとして定番化しました。寒色系のアッシュやスモーキーなベージュといった透明感のあるカラーをしたときのような、「やわらかさ」がヘアスタイルに軽さをつけるときにも求められているんじゃないでしょうか。

 

 

日常でも
ナチュラルにキマる軽さ


HAIR / YOSHINORI UEKI [nanuk], MAKE-UP / YUNO TAKEMURA [nanuk]

一つ結びにしたり、ちょこちょこっとアレンジをしたり、お客様は日常の中で色んなヘアスタイルで過ごしています。簡単に結んだだけでもサマになる、どんなに動かしてもイヤな厚みが出ない。

でもスカスカじゃない。

そんなデイリーユースな軽さが求められているのかも。

 

 

軽い=やわらかい


HAIR / YOSHINORI UEKI [nanuk], MAKE-UP / YUNO TAKEMURA [nanuk]

特に、「軽くしたい」お客様は髪が硬くて太い方が多いんじゃないでしょうか。そうした方は、「硬い髪をやわらかくしたい」という希望を持っていることが多いようです。例えば耳にかけたときにモコッと膨らむ、スタイリングしたときに硬い毛先がツンツン飛び出ちゃう・・・・・・、意外と細かいところに「何とかならないかしら?」と思っているはず。

「軽くしたいんです」と言われたときにその言葉の裏側を探ってみると、お客様満足のカギが隠れているかもしれないですよ!

 

 

 


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