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顔まわりから決めるカット その3

最初に顔まわりのデザインを決めて! と言われてもピンとこないなあ……という人もいるかもしれませんね。TOMOTOMOの誌面から、ポイント例を紹介します。

 

 

このスタイルの顔まわり、
どこに注目すべき?

こちらはLANVERYの菅野太一朗さんが作ってくださったボブスタイル。こういう中途半端な長さのスタイルはデザインがぼけやすいのですが、適度なシャープ感があるので、モデルさんのクールな顔立ちにすごく似合っています。

 


顔まわりを分析!

いろいろ見どころはあるのですが、この2点が重要です。

1.シルエットの上半分には丸みがあるが、下半分は角ばった印象。

上半分は頭の形をなぞるような丸さを感じる。それに対して、下半分はすそが外はねで広がった、四角いカドが残っていますね。

2.バングを作らない長い前髪が、顔を細長く切り取っている。

顔まわりの一番内側の形(=内郭)が、顔の縦長感を強調しています。これがシャープ感の秘密。

 

 

顔まわりから、
カットを組み立て!

顔まわり分析から、上と下は切り方が違う。前髪の長さがポイント。ということが読み取れると思います。ここから、
・上下2セクションに分けてカットする
・レイヤーカットは前髪の長さをガイドにして入れる
……というカットの組み立てに結びつけていくわけです。

 

 

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