ホット系パーマ 50℃と70℃で質感はどう変わる?

ホット系パーマを使うときに、やっぱり気になるのが温度設定。昔は100℃設定とかも多かったみたいですが、今は50℃~80℃が主流です。「……50℃~80℃って、、、だいぶ幅広いじゃん」という感じだと思いますので、今回は温度の違いでカール感がどんな風に変わるのかを実験です!

ウイッグ制作 / 戸石正博 [Shanty]

50℃と70℃を
「加温→完全に乾燥」で比べます

今回比べてみるのは50℃と70℃の2つ。温度の効果を比べたいので、加温するときに「完全乾燥※」させます。なので、加温時間には差が出ます。
※髪が乾ききるまで加温するという意味です。

もちろん、巻き方や薬液はすべて同じにします。

50℃はゆるめでしっとり感

50℃の仕上がりです。完全に乾燥させるので、加温時間は25分‼ と、まあまあ時間がかかりました。

ホット系パーマのプリンとした大きなうねりというよりは、コールドパーマに近いゆるさがあります。見た目にもカールが滑らかでしっとりした感じに。実際に手で触ってみたところ、硬さはなく、やわからい感触でした。

70℃はプリッとハリ感

70℃の仕上がり。完全に乾燥するまでにかかった時間は15分(念のため3分程度長めに置きました)。

うねりが強く、均一なプリッとしたカールになりました。中間にもしっかりカールが出ています。見た目はパリッとしていて、やや硬い感じです。実際の手触りも、見た目と同じく、ハリのある感触でした。

カールギャップに温度は影響する?

50℃と70℃、ともにWETとDRYでのカールギャップ(ダレたりすること)は少なめでした。このことから、設定温度そのものはカールギャップの有無にあまり影響しないのかも。

では何が関係しているのかというと、共通条件の一つである「完全乾燥」だと考えられます。

ホット系パーマでカールギャップを少なくするには、温度に関わらず、加温プロセスのときに乾燥させることがポイントになりそう。(←この実験は次回に!)

温度低め→ゆるめ、やわらか
温度高め→はっきり、ハリ感

今の主流の温度の中では、50℃は温度低め、70℃は温度高めに分類できると思います。傾向として、温度低めは「ゆるめで、やわらかく滑らか」なカールになりやすく、温度高めは「ハッキリした、ハリと弾力がある」カールになりやすいと言えます。

ただし、この結果は今回の「完全乾燥」させた場合です。加温のときに湿ったままの場合はまた違った結果が得られるはず。次回の記事では、加温で乾燥させた場合と濡れたままの場合を実験してみたいと思います! お楽しみに!


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