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色気アップの外ハネパーマ ベースカット編

こんにちは、パーマかけたい熱が高まっているTOMOTOMO編集部です。さて今回からお届けしていくのは、TOMOTOMO12でも紹介している「外ハネパーマ」。カジュアルさもあり、色気も醸し出せるから、幅広い年齢層のお客様に合わせやすいパーマスタイルです。お家でアイロンスタイリングするのはちょっと面倒だけど、パーマなら簡単に再現できちゃいます。
ヘアスタイル制作 / 阿形聡美 [NORA Journey]

 

 

 

ハネさせたいから
ハネやすく切る

今回紹介するのはベースカット。
毛先がハネるスタイルをつくるなら、ベースカットの段階からハネやすくなるように切っておくことが再現性を高めるコツです。

ということで、ハネやすくするカット、ハネにくくするカットの2つを見比べていきましょう。

 

 

アウトラインは
アウトグラでカット

今回のスタイルはあまり段を入れずにつくっていきます。ハチから下の髪がアウトラインになるイメージ。

ハネにくくなるカットは、「イングラ」をつけながら切っています。髪の内側が少し短くなるように切ることで、内巻きになりやすくなる切り方。

一方でハネやすくするカットは「アウトグラ」。髪を反らせて、外側が少し短くなるように切っているので、段の効果で外ハネにしやすくなります。

毛先をハネにくくする
☞イングラ

毛先をハネやすくする
☞アウトグラ

 

 

表面もいったん
アウトグラで外ハネ

表面の髪もいったんアウトラインの長さに合わせて切り揃えます。

ハネにくくなるカットの場合はイングラ、ハネやすくするカットの場合はアウトグラで切っています。

ハネにくくなるカット
☞イングラ

ハネやすくなるカット
☞アウトグラ

 

 

トップレイヤーは
ハネやすく逃がす

毛先を切っただけだと重すぎてパーマの動きが出しづらいので、トップにレイヤーを入れて段をつけます。

ハネにくくなるカットは、頭頂部を真上に引き出して出てきた髪を切っているだけ。アウトラインのカドが取れてスソに丸みがつきます。収まりは良くなるけど動きはつきにくい。

ハネやすくするカットの場合は、前髪とG.Pをつないだレイヤーカット。さらに、ハチまわり一周にもレイヤーを入れています。このとき、外ハネにつくったアウトラインを切らずに「逃がす」のがコツ。

ハネにくくなるカット
☞カド取りレイヤー

ハネやすくなるカット
☞毛先を逃がしたレイヤー

 

 

「ハネさせ」たいか「内巻きにし」たいかで
切り方を変えよう

パーマだけじゃないけど、どうしたいか?に合わせて切り方を変えるとお家での再現性もアップ。特にパーマの場合はカットとワインディングで目的を一致させておくことで、かかりやすさだったり、仕上がりの質も高めることができます。

次回は質感カットをお届けます。お楽しみに!

 

 


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