いつもの仕上げと変化をつけるーーといっても、そんなに気張って変えなくてもいいんです。モデルやお客様にしてみたら、耳かけしたり、前髪を流す方向を変えるだけでも結構新鮮なもの。美容師がしてあげるとしたらアイロンが喜ばれそう。(1)に続いて、ABBEYチームが作ってくれたミディアムのスタイリングからヒントを探ってみましょう。
「ふんわり」と「タイト」で
印象を変える
Aラインスタイルの毛先をアイロンで内巻きにして、ふんわり仕上げています。ふんわり感を保つために、スタイリング剤は重いものではなくスプレーを。
今度はふんわりではなくタイトなシルエットに。アイロンで波巻きしてから、オイルやミルクなどしっとりした質感の出るものをつけています。
シンプルなワンレングスのモデルさん。基本のブロー仕上げです。ワンレンを引き立たせる素直な髪質に見せるために、ブラシブローで生えグセやうねりを消します。
今度はカールでワンレンの印象を変えちゃいます。すそだけしか巻いてませんが、内巻きと逆巻きを混ぜて、毛先をあちこち遊ばせています。
時には毛先だけじゃなく
高い位置から巻いてみよう
最後のモデルさんはレイヤーベースのミディアム。まずは毛先を内巻きにした基本の仕上げです。フェイスラインの奥の髪だけ逆巻きにして、ほどよくカジュアルにしています。
高い位置からアイロンでスパイラル巻きしたスタイリング。最初のナチュラルな仕上げとはうってかわって、華やかな印象です。巻くことで全体のフォルムが変わってみえるのも新鮮ですね。
お客様にしてみると、美容師さんがたまに自分ではできない仕上げをしてくれると嬉しいものらしいです。スタイリングアレンジ、提案してみましょう!
TOMOTOMO VOL.5ではアイロンのスタイリングもじっくり解説しています。
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