Color  

色が抜けた髪には“茶色味”を組み合わせて良い質感に

ヘアカラーを繰り返していると、色がすぐ抜けてしまったり、根元と毛先で質感がくっきりと変わってしまったりすることってありませんか? “良い感じ”の質感にするポイント「茶色味」を使った色味の入れ方をご紹介!
ウイッグ制作 / 川口展弘、小林和哉(DADA CuBiC)
※この記事は、すべてのカラー剤製品での施術を保証するものではありません。

 

 

色が抜けた12レベル毛を
アッシュ系9レベルにする!
場合

オレンジ味が出やすい根元と、アッシュの青味と透明感が出やすい毛先、という状態の髪です。質感を揃えるには、「根元のオレンジ味を抑える」「毛先の透明感を抑える」カラー剤の組み合わせが効果的。
なので、

根元・・・トーンの低い濃いめのアッシュを加える
毛先・・・赤味の少ないブラウン(ナチュラル系など)を加える

というレシピにしています。

 

 

色が抜けた12レベル毛を
ピンク系9レベルにする!
場合

深みのある暖色が出やすい根元と、透明感があって色に深みが出にくい毛先、という状態の髪です。質感を揃えるポイントは、ピンクの濃さを調整してあげることです。
なので、

根元・・・トーンの高いピンクを加えて色味を少し薄める
毛先・・・赤味のあるブラウンで深みを足して、アッシュとバイオレットで色味を強調する

というレシピにしています。

 

 

寒色が残っている12レベル毛を
アッシュ系8レベルにする!
場合

赤味が出やすい根元と、濃い寒色系と透明感が出やすい毛先、という髪の状態。質感を揃えるには、「根元の赤味を抑えて少し透明感を出す」「寒色の色味を抑えて少し深みを出す」カラー剤の組み合わせが効果的です。
なので、

根元・・・仕上がりより少しトーンの高いアッシュに赤味を抑えるマットを加える
毛先・・・赤味の少ないブラウンを多めにして、青味と透明感を抑える

というレシピにしています。

 

 

暖色が残っている10レベル毛を
ピンク系8レベルにする!
場合

深みのある暖色が出やすい根元と、赤味が際立ちやすい毛先、という状態の髪です。毛先は適度に深みがあるので、ブラウンを使わずにトーンダウンしてみます
なので、

根元・・・ややトーンの高いピンクで少し透明感を持たせる
毛先・・・仕上がりより1トーン高いピンクを薄める

というレシピにしています。

 

 

さて、ブラウンを使った色の質感の揃え方、いかがでしたか? レシピ作りのポイントは、「髪そのものの色はどんな色か」をイメージするということ。TOMOTOMO VOL.04ではアッシュ→ピンク、ピンク→アッシュのようなカラーチェンジのケースも沢山紹介していますので、そちらも是非参考にしてみてくださいね!

 


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