「毛髪診断」が今、必要な理由

この数年、TOMOTOMOでも特集を組んできた「毛髪診断」。
これまでも「毛髪診断は大事」とみんなが認識していたわけですけれど、ここにきて、改めてその重要性が叫ばれているような気がします。

目まぐるしく進化するパーマ!

そこには色々な背景があるのだと思いますが、1番の理由はパーマそのものが変化しているからじゃなでしょうか。
この15年ちょっとの間にカーリング料も様々(かつ劇的に)変化していたり、お客様のあいだにも素材美の意識が広まったり、さらにここ数年ではエイジング毛への対応が求められてきたり。
それに、新しい機器なんかも登場して、じっくり吟味するヒマがないくらいパーマを取り巻く環境が、目まぐるしく進化してきました。

“補修”から“傷ませない”へ

そんな流れの中で、お客様も含めて、「髪のダメージにどう対応するか?」という意識も高まってきました。
それこそ10年くらい前は、色んな処理剤やトリートメントを駆使して“補修”する方法が中心でしたが、今は別の発想に。

日常生活やヘアカラーによるダメージ、加齢による髪質の変化などがある中で、どうやって自然なツヤやヘルシーな質感を保っていけるのか? というところで、“いかにダメージを抑えて施術するか”に考え方にシフトしていっているんじゃないでしょうか。

やっぱり、必要以上に髪を傷めてしまうと、スタイリングがしにくくなったり、手触りが悪くなったり。お客様がパーマに悪い印象を持ってしまうことにもつながりますから、素材の条件は極力保ってあげることが望まれるんですね。

ちなみに、女性のお客様が「パーマをかけない理由」は「ダメージ」や「手入れが大変」(2015年サロンユーザー調査 / NBBA)で、逆に「パーマをかけつづける理由」は「手入れがしやすい」(日本パーマネントウエーブ液工業組合2015年調査)という、正反対の回答だったというのも象徴的です。

パーマは「仕上がりイメージと髪」の
バランスで設計!

パーマスタイルをつくるときに真っ先に考えるのは、言わずもがな仕上がりのデザインイメージだと思いますが、今のお客様のニーズに応えるためには、毛髪診断もしっかり行いたいところ!

「仕上がりイメージ」に対して、「この髪」だったら・・・という風に考えていくことで薬液も選びやすくなりますし、施術の組み立てにもつながっていきます。
つまり、毛髪診断はダメージへの配慮のためというだけでなく、パーマ施術の設計の基準の1つにもなるんですね!

そもそもパーマがかかる髪なのか、かからない髪なのか? かかるとしたら、どんな薬液だったら最低限のダメージでいけるのか? この薬だったらロッド径やワインドはこうしようかな?・・・etc

パーマスタイルといっても、お客様の「こうなりたい!」イメージは様々で、オートマティックに進められないもの。だからこそ、今、毛髪診断が改めて必要とされているんですね。

TOMOTOMO技術セミナー
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日時 / 2017年1月31日(火) 13:00~17:00(12:30開場)
会場 / 新美容出版 B4Fホール
講師 / 武田 敦 氏 [BLESS]
受講料 / ¥3,000(当日現金払い)

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